私は、「笑い」にこだわっています。
笑顔の人をたくさんつくりたい。
笑い声が響き渡る国にしたい。
涙が出るほど笑える時間を
分かち合いたい。
その鍵は間違いなく
「笑い」そのものにある。
そう思って、ラフターヨガや
ジブリッシュを通しての研修を
させていただいてきました。
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「笑い」を研究している人の話です。
口角が上がった回数で測定します。
子どもは1日に平均400回笑いますが
大人になると…
なんと平均13回になってしまいます。
だったら、本当に日本人は、
笑わない国民なんだろうか。
実は、それが違うのです。
幕末から明治初期に日本を訪れた外国人の
手記をまとめた名著『逝きし世の面影』
(渡辺京二著)を読むと、今の日本とは、
まるで違う姿を知ることができます。
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なんと…
150年前の日本人は、世界で
いちばん笑う国民だったのです。
当時日本にきた西洋人が書き残した記述に
たくさんそのことが残されています。
日本人は、西洋ではありえないほど
楽天的で心の底から陽気で、いつも笑っている。
日本の庶民の姿は、西洋の人たちには
そんなふうに映っていたようです。
「みんな朗らかで楽しそうだった」
「こんなに笑い上戸な民族は見たことがない」
「一度笑い始めると理由もなく笑い続ける」
と。
この本を読んで、
「そんな日本をもう一度見たい」
そう強く思いました。
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自分自身、何度も挫折したり、
つまづいたりして、いつの間にか
笑顔を忘れたりしていた。
そんな時もありました。
そして、気合と根性で
「笑顔になれ」
という時代でもありません。
どうしたら自然に笑顔になって
笑えるようになるのか。
そこを18歳の頃から追求してきました。
そういう中で出会ったのが
ラフターヨガであり、
ジブリッシュでした。
そして、日本がもつ素晴らしい
笑いの民族性でした。
深く追求すればするほどに
日本民族の根底に笑いあり
このことを確信しています。
日本人の根底に流れるものを
思い出せるよう
「笑いの国、ニッポン」を
また見るために
私は「笑い」にこだわります。