ラフターヨガリーダー養成講座資料にも書いてある「なぜ笑いヨガがいいのか?3つの理由」を、今日は解説します。笑いの効果効用ではなく、笑いヨガという健康法がなぜいいのか?という笑いヨガの特性についてです。
原文をそのまま紹介
その1
笑うことの効果が科学的に証明されるためには、少なくとも10分から15分は続けて笑う必要があります。笑いヨガでの笑いは、エクササイズとして行うことで長い時間続けて、好きなだけ笑うことができます。一方日常の自然な笑いは、2、3秒で終わってしまいますから、私たちの身体を生化学的に変化させるには十分ではありません。
その2
笑うことで健康的効果を得るためには、横隔膜からくる、お腹からの深く大きな笑いでなければなりません。日常の生活環境では、大きすぎる笑いは受け入れられにくいのですが、笑いヨガクラブでは、心から大きな笑い声を出しても良い、安心できる環境を用意しています。
その3
日常生活で笑えるか笑えないかは、いろいろな理由や状況に左右されます。世の中に笑う理由が少なくなってきているので、 笑いの発生を偶然面白いことが起こることに頼るしかないのです。笑いヨガクラブでは面白い偶然な機会を頼りにしません。 自ら積極的に笑うのです。積極的に笑うことで笑いの健康効果を確実にすることができます。
では、解説していきます。
その1を一言で表すと「長く笑えるから」
笑うことの効果が科学的に証明されるためには、少なくとも10分から15分は続けて笑う必要がありま す。笑いヨガでの笑いは、エクササイズとして行うことで長い時間続けて、好きなだけ笑うことができます。一方日常の自然な笑いは、2、3秒で終わってしまいますから、私たちの身体を生化学的に変化させるには十分ではありません。
この下線部に注目!
10分から15分は続けて笑う必要があります。
☝️ココっ!!
かなり、重要なポイントです。
もし笑いヨガにテストがあったら、問いになること確実です。
笑いの健康効果は、10分〜15分以上笑ってはじめて現れます。
もちろん、少し笑うだけでも肺の中の空気が入れ替わって気分転換にはなりますが、副交感神経が刺激されてリラクゼーション効果が現れる、ナチュラルキラー細胞が活性化して免疫力が高まる、幸福ホルモンと呼ばれるエンドルフィンやドーパミン、セロトニンなどの脳内ホルモンが大量に放出されるには、一つの目安として10分〜15分以上必要なことが研究でわかってきています。
しかし、ごく普通に日常生活を送っているだけでは、これだけ長く笑うことはほとんどの場合ありません。
あなたが最後に、3分以上笑い続けたのはいつですか?
無理に頑張って笑い続けるのではなく、深呼吸など混ぜながら気持ち良く笑えばいいのですが、3分続けて笑うことすら少ないのではないでしょうか。
だからこそ、「自ら笑う」ことが大切なのです。
笑いヨガをすれば、15分なんて不思議なくらいあっという間に過ぎていきます。
その2を一言で表すと「お腹から笑えるから」
笑うことで健康的効果を得るためには、横隔膜からくる、お腹からの深く大きな笑いでなければなりません。日常の生活環境では、大きすぎる笑いは受け入れられにくいのですが、笑いヨガクラブでは、心から大きな笑い声を出しても良い、安心できる環境を用意しています。
笑うと言っても、色んな笑い方があります。
ここで一番気をつけないといけないのは「横隔膜が動く笑いかどうか」です。
そこが達成されない限り、真に笑いの健康効果を得られているとは言えません。
たまに、頑張りすぎて喉で笑いすぎて痛めてしまう場合がありますが、それでは効果を十分に得られません。
なぜなら、横隔膜が動くことで、副交感神経が刺激されるからです。ここに自律神経が集中して集まっているため、腹式呼吸やお腹からの笑いで息を吐くときに刺激され、副交感神経優位の状態に導いてくれます🌱
だから疲れたとき、仕事の合間などに、深呼吸をしたり、伸びをしたりして呼吸が深くなると、リラックスするのです。
そして、ストレス過多や、緊張状態だと収縮しがちな血管や筋肉を包む筋膜がゆるみ、血流促進効果が生じ、血流がよくなるのです。
(参照:Laughter IS the best cure: It promotes healing by speeding up blood flow, researchers find ※日本語訳サイトはコチラ)
その3を一言で表すと「条件に左右されないから」
日常生活で笑えるか笑えないかは、いろいろな理由や状況に左右されます。世の中に笑う理由が少なくなってきているので、 笑いの発生を偶然面白いことが起こることに頼るしかないのです。笑いヨガクラブでは面白い偶然な機会を頼りにしません。 自ら積極的に笑うのです。積極的に笑うことで笑いの健康効果を確実にすることができます。
ここにも書いていますが、通常人が笑う時は、「面白いことが起こるとき」です。
しかし、現代社会は、ストレス社会という呼ばれ方が当たり前になっているほど、ストレスが付き物です。労働基準法を無視した過度な長時間労働や、昔は親戚や近所の人が支えてくれた子育てを一人でやらなければいけない負担の大きい子育て環境など、一人で抱え込んでしまいがちな状況がつくられてしまっています。
メディアからも悲惨なニュースが毎日の用に情報として入ってきます。
また、現代に限りませんが、生きている限り、様々な予期せぬ出来事、不測の事態が生じます。
これらの「笑えなくさせる要因」の影響をそのまま受け続けていると、日常から笑える時間が消え去り、気づくと心身が病んでしまう、ひどい場合は取り返しのつかないことになってしまうのです。
しかし、もしそこに笑いクラブがあったら、
・毎日、通勤前に、朝一緒に笑える場所がある
・週に1回、必ず笑うと決めているクラブがある
・月に1回、休日に家族と参加する笑いヨガクラブがある etc….
日常で何が起ころうとも、笑える場所を確保できるのです。
これが、笑いヨガがなぜ良いのか?3つ目の理由です。
以上です。
いかがでしたでしょうか?
20年前にインドではじまり、またたく間に世界中に広がっているのには、理由があるのです。
まだ体験したことのない方は、ぜひお近くのラフタークラブ、笑いクラブを訪ねてみてください😁
NPO法人ラフターヨガジャパン
http://laughteryoga.jp/club/
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