有難いご縁。大久保寛司さんとの再会。

先日1月15日、人と経営研究所の大久保寛司さんの京都での勉強会に、講師としてお呼びいただく機会をいただきました。寛司さんとのご縁は、株式会社沖縄教育出版の新入社員の頃、川畑会長(当時社長)にお連れいただき、講演会に参加したことがきっかけでした。

沖縄タイムズが主催するタイムズセミナーのメインスピーカーが寛司さんで、対談相手となるゲストスピーカーが、現在笑い総研サイコー!顧問(何を相談してもサイコー!と答えてくれるとか、くれないとか)の原伸介さんという、まぁなんとも、今につながるご縁深き方々でした。

こうして振り返ると、あの時の出会いが、まさかこんな形で今につながるなんてー
ということはよくあると思いますが、この時の出会いに関しては、まさにその状況でした。

会社の朝礼見学にも、経営者の方々をお連れになってよく来てくださっていたのですが、父の書棚にも寛司さんの本が何冊も置いてあって昔からお名前を認識していたのと、苗字が同じということもあって、息子的な設定で、イジってくださっていたのを思い出します。

会社立ち上げ時もお世話になり、色々なご縁を紹介いただきました。
寛司さんのおかげで研修、講演させていただいた企業様も多く、寛司さんなくして、今の自分はなかったと思います。

そんな寛司さんに講師としてお呼びいただく時は、本当に試される場面が続きます。
対談形式ではじまったかと思いきや、いきなり「じゃあ、のぶかっちゃん、3分でラフターヨガやってくれるか」と振られたり、思いもよらぬスルーパスが容赦なく続きます。

講師業をしている身としては大変な部分もありつつ、実はそれが鍛えられて仕方がないのです。というのも、アドリブで対応するしかなく、自分自身のあり方や、日頃から大切にしていることがダイレクトに試されるのです。

だからこその楽しさもあるのですが、純粋に楽しいと思えたのは今回が初めてだったかもしれません。3年前は、自分の視点だけでいっぱい、いっぱいだったのが、今回は雰囲気を感じながら、笑いヨガやジブリッシュを共有することができたように思います。

3年前は緊張があったし、出せるものも薄っぺらいことが多かったように思います。今が分厚いかと言われるとなんとも言えませんが、でもこの期間、人間として、経営者として、講師として様々な経験を重ねた分、「人生色々な苦労が訪れるけれど、その時こそ笑いが試される」ということは、力を込めてお伝えできたように思います。

そう考えると、苦労即恩寵。
苦労ほど人間を成長させてくれるものはありませんし、
大久保信克が、笑い総研が、本氣で「笑いの思想・哲学」を極められるかが試されています。

また、今回、寛司さんのお話の中で、苦労の質について深く気づかされる場面がありました。
それは「深く沈み込まないと、高く浮き上がらない」という言葉からの気づきで、深く自己と対話しない限り、人間は変わらないという意味です。

そういう意味では、自分自身がどこまで深く自己と対話できていたか、まだまだ弱かった部分に気づかされ・・・。講師としていかせていただきながらも、必要なメッセージを頂戴し、そこも有難いことでした。

本当に一人一人の社員を大切にするということは、その人の命、人生を大切にするということ。その人が輝けるように導くこと。決して甘やかすことではない。それは、その人を大切に思うからできること。根底において、リスペクト、認める心があるからこそ。(by大久保寛司さん)

社員はいないけれど、自分が関わる人に対して、どれだけそれができていたか。
大変苦しい部分がありました。

2020年の笑い総研、赤裸々に心情も吐露しながら、笑いながら前進してまいります。
どうぞ共に自分らしく笑って、命を輝かせ、進んでいきましょう!!

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