はじめに
笑い総研・特別企画 第2弾
「山寺で観えたもの 〜神仏と笑い〜」
龍宮伝説、龍宮西門。
山口県平生町にあります般若寺 90代目住職 福嶋弘昭氏をお迎えして、法話をいただきます。
本参加費はすべて、えんま様をまつる十王堂の復興に役立てていただきます。
「神仏と笑い」が副題の理由
・・・なぜ、今「神仏と笑い」なのでしょう?
共通点は、「日本人の大切な忘れもの」ということ。
明治維新と同時に西洋文明が入ってきて急速に近代化が進みました。
それと同時に日本人は、日本人の精神性の根幹にあった部分を江戸時代に置いてきてしまいました。
・日本に滞在していた外国人から「この民族は笑い上戸で、心の底まで陽気である」と言われた日本人
・ゴミがほとんど出ない世界一のEco Cityだった江戸の町
・当時では驚異的な80%という世界一の識字率
・260年も戦がなかった平和な時代
・法よりも徳によって治められていた当時の政治(まつりごと) etc..
当時の日本は、客観的に今の時代から見ても、称賛される点に溢れていました。
しかし、明治維新以降、何かが変わっていってしまいました。
まず、神仏分離令による廃仏棄釈によって、神と仏が切り離されてしまいました。
近代化の流れの中で、心の豊かさよりも、物の豊かさを大切にしはじめました。
法律さえ破らなければ何をしてもいい、そんな恥を知らない価値観も出てきました。
さらに、第二次世界大戦の敗戦をきっかけに、
GHQによる戦後教育がはじまり、私たちはますます日本人性を失っていきました。
「日本人性」が次々と弱められていったのです。
山口県といえば、明治維新発祥の地!
廃仏棄釈の発端となった因縁の地でもあります。
この地に1400年前よりある、山寺の住職が、神仏習合の日本を取り戻さなければならないと活動されています。
寺でありながら、神社とのつながりを大切にされている、柏手を打つ和尚さまです。
聖徳太子によってもたらされた仏教。
それ以来日本人は神様仏様と共に歩んできました。
神道とは、宇宙そのもの。大自然への畏怖であり、私たちはその一部であるということの教え。
仏教は、自然からかけ離れてしまう人の弱さから救うための哲学ともいえます。
かつて、2つで1つの時代がここ日本に存在していたのです。
えんま様は笑っている・・・!?
今、般若寺では、えんま様をまつる十王堂を復興しようとしておられます。
なぜ、今、えんま様なのでしょうか。
それはえんま様も、「日本人の忘れもの」だからです。
そして、えんま様は、笑う仏さまお地蔵さまと同体とも言われているのです。
当日はこのあたりの解説もしていただけるので、大変貴重です。
なぜ、明治維新以降、各地でえんま様が潰されてしまったのか。
えんま様が果たしていた役割とは何だったのか。
日本人性の復活のヒントがそこにあります。
そして今こそ笑いが・・・!!
涙あり、笑いありの法話。
最後は、会場全体で大笑いする時間もございます。
どうぞお楽しみください!
般若寺について
山口県熊毛郡平生町にある真言宗の山寺、山号は神峰山。
後の用明天皇の妃となるはずでありながら、
親の過ちから金龍の怒りをかってしまった般若姫の
悲しい伝説が受け継がれ、その亡骸は神峰山に葬られています。
毎年大晦日になると「龍燈」と呼ばれる火の玉になって
瀬戸より飛来し、般若寺の観音堂に帰ってくるといわれ、
その「龍燈」を見たものは、大漁、豊作、富裕になると
いわれています。
お申し込み
笑い総研・特別企画 第2弾 福嶋弘昭氏 法話会
『山寺で観えたもの 〜神仏と笑い〜』
(日時) 2017年5月21日(日). 14時30分〜17時00分
(会場) 神戸夢あそび
兵庫県神戸市中央区北野町1-2-2 グランスイート北野202
(参加費) 3500円
※当日お支払いください
※先着30名限定
※参加費はすべて、えんま様をまつる十王堂の復興に役立てていただきます。
(申込方法)
・Facebookの参加ボタンを押す
or
・笑い総研HPよりお申し込みください。
(お問い合わせ)
info@warai-souken.co.jp