組合のメンタルヘルスセミナーも対応。近畿大阪銀行従業員組合で実施!

メンタルヘルスセミナーが必要とされる背景

8月4日、近畿大阪銀行従業員組合主催のメンタルヘルスセミナー講師を務めさせていただきました。口コミでのご依頼をいただく割合の方が多い弊社ですが、ホームページからも、時々こうしてご依頼をいただき有難く思っております。

企業では今、ストレスに起因する従業員のメンタルヘルス、体調不良が大きな課題となっており、今回従業員組合の担当者の方にお声かけいただき、開催の運びとなりました。政府方針でストレスチェック制度の義務化も進みましたが、チェックはするものの対策を取れていないという企業様が多いのが実情です。

そんな中、「笑い」の力に着目してくださったことを嬉しく思います。

 

プログラムの全体像

当日の様子です。最初にレクチャーをしっかり行った上で、ワークショップに入っていきます。今回は90分のメンタルヘルスセミナーだったため、冒頭をレクチャーや導入に使い、その後本格的に体を動かすエクササイズに移行。そして最後は、ゆったりと目をつぶってのリラクゼーションという3段階で開催しました。

 

解説と導入の様子

実際にレクチャーやワークショップを行っている様子です。

まずはじめは、「笑う」という動作の意味や効果を説明します。そうして、まず頭で理解し、納得することで、スムーズにエクササイズに入っていくことができます。
また一方的に話すだけでは退屈なため、座ったままできる簡単なワークも混ぜていきます。体感が伴うことで、より腑に落ちるためです。

 

エクササイズの様子

次に、この日は椅子をどけて、会場全体を使った形でエクササイズを行いました。

仕事の疲れが溜まると、心も体も緊張状態になりがちです。しかし、どうしたらほぐれてゆるむのかわからない・・・。そこでポイントになるのが、「身体の動きが感情をつくる」という理論です。

感情(=心)の前に、身体を整えることで、自ずと心が整っていく。この逆転の発想です。
つまり、心がどう感じているかは、そのまま受け容れて、身体動作だけに集中するのです。心はころころ変わるものです。そこに振り回されすぎて、自分自身を見失ってしまわないようにすることが大切です。

そして、外してはならないのが深呼吸。ゆったりと深呼吸を行うことで、肺の中の空気は入れ替わり、新鮮な酸素が身体中に浸透し、自然とリラックスすることができます。「笑い」のイメージが先行して伝わっていますが、実は、この呼吸が深くなることがミソなのです。

こうした「笑い」と「深呼吸」の動と静の組み合わせが、最高に気持ちいリラクゼーションの時間をもたらします。

 

リラクゼーションの様子

最後は、電気を消して、部屋を暗くした状態で、座った状態でのリラクゼーション(瞑想)を行います。(写真はリラクゼーション後の写真)


近年、マインドフルネスという言葉を耳にする方も増えたのではないかと思います。マインドフルネスとは、今ここに集中すること。こうした瞑想の力が、今ビジネスの世界で注目されてます。

心を整えるスキルは、ビジネススキルの一つと言っても、過言ではないでしょう。それくらい現代社会は、心(=感情)が乱れる背景があり、意識的に取り組まないと、いつのまにか心身が病んでしまう可能性が高くなっているかもしれません。

少し前までは、IQ(Intelligence Quotient)に対して、EQ( Emotional Intelligence Quotient)の重要性もよく提唱されていました。つまり、「頭」の知能指数に対して、「心」の知能指数の重要性です。心(=感情)をマネジメントできることは、ビジネスのパフォーマンスにも直結するのです。

 

最後に

メンタルヘルスは企業にとどまらず、現代社会で生きる多くの人にとっての課題です。しかし、抜け道はあるのかもしれません。弊社では「身体の動きが感情をつくる」理論をベースに、シンプルだけれども効果性の高いノウハウとして、ラフターヨガ及びジブリッシュを提供しています。

科学的な根拠に基づく解説、多くの方々に提供してきた実績をベースに、皆様に提供致します。
どうぞ気軽にお問い合わせください。

 

 

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