“Be Laughter” の精神 byカタリア博士

必ずセミナーや、養成講座の中で伝えているカタリア博士の言葉がある。

それは・・・

“Know Laughter,

  Do Laughter,

  Be Laughter.”

まず笑いを「知る」、次に笑いを「する」、そして笑いに「なる」ということ。

つまり、ハウツーではなく、あり方としての笑いの大切さだ。

ラフターヨガリーダー養成講座というと、資格認定の講座で、
リードするためのハウツーを学ぶ2日間というイメージを持つ人も多い。

しかし、実際はそうではない。
もちろんリードできるスキルや知識はしっかり共有する。
でも、主目的はそこではない。
なぜなら、本当にハウツーを身につけるためには、
本人が自らやる気にならない限り習得できないからだ。

では主目的は何か。それは、人生の変化。
参加される方の人生に「笑いの種」が加わること。

そのために、笑いの本当の価値、意味を知識で伝える。
身体を動かし、感情を動かし、体得する。
そして、魂が喜ぶ空間を共有する。

ラフターヨガのロゴに、
“Life Changing Experience”と書いてある。

「人生が変わる体験」という意味だ。
Laughter Yoga(笑いヨガ)の本質はここにある。

確かに精神的にも、肉体的にも健康にいい。
科学的にも証明されていて、それは確実に言える。

でも、それだけじゃ世界的なムーブメントにはなっていないはずだ。
今こうして世界中に広がっていて、日本でも年々その価値が認められてきているのは、
やっぱり”Life Changing Experience” ここがあるからだ。

養成講座で2日間を過ごす。そして、最後に感想を共有する。
この時間がとても尊く、本当にいつもかけがえのない感動を受け取る。胸がいっぱいになる。
参加者の方々は個性豊かな人ばかり集まる。

いつもそう思うのは、そういう人が集まるからだと思っていたが、
笑うことで、それぞれの個性が豊かに表出しているのではないかと思い始めた。
本当は個性的でない人なんて、いないはずだ。

一緒に笑うことでその個性が輝き、魂が喜ぶとき、とても豊かな氣持ちになる。
結局、一番贅沢しているのは自分かもしれない。
そして、こっち側をまたたくさんの人に味わってほしいと思う。

受講後が本当のはじまり。
大切なことは、Be Laughter.

大久保信克

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