先日、3月25日に実施したジブリッシュによる脳波測定。
下記の流れで実施致しました。
・事前の測定
・ジブリッシュの解説
・スムーズに話せるようになるためのワークショップ
・日本語を一切挟まないジブリッシュでの会話
・ジブリッシュでの会話を継続しながら、順に測定していく
その結果を測定に携わっていただいた和田知浩先生が「セルシネのブログ」でご紹介くださいました。
正直なところ、脳波測定のプロフェッショナルである和田知浩先生が、
笑い総研よりも先に書いてくださったことにまず驚きました。
これはとても貴重な研究成果だ。
ジブリッシュというとても簡単でお金も掛からない手法で、脳波がここまで変化した。
さらに、左右差がこんなにハッキリと出るのも珍しい。
ジブリッシュの効果を肯定する変化とは全く違う結果だが、
頭に、それも右側にしっかりと効いていることは確かである。
この被験者は、何かを切っ掛けにして突然に大久保氏と同じような脳波になる可能性がある。(2017年4月5日付セルシネのブログ「ジブリッシュで脳波はどうなる?」より)
「右脳がじんじんする」
という声は、一度や二度でなく、今までに何度もありました。
そんな症状が出てくることは他に出会ったことがなく、これは何かあるぞとずっと感じていたからです。
その事例調査を今回非常にわかりやすい形ですることができました。
この画像の被験者の方は、ジブリッシュをすることで右脳のβ波が極端に上がっているのです。
(脳波の状態説明についてはセルシネ・エイム研究所HPを参照ください。クリーム色がBEFOREの状態です。)
この症状が出るのは、ジブリッシュに慣れていない初期症状の段階と考えられます。
リラックスした状態ではなく、まだ慣れていないことを一生懸命行おうとしている段階で、それがβ波に現れていると考えられます。
しかし、リラックス効果を体感された方は、β波が下がり、α波が上がっています。
そしてさらに、ジブリッシュに慣れその効果が脳に定着すると、ジブリッシュをしなくても日頃から安定したα波が出ている状態になる可能性がある。ことが考えられます。
それが大久保の脳波に現れていました。
ジブリッシュをしてもしなくても、あまり変わらなかったのです。
私自身も大変驚いたのですが、日頃からミッドアルファ波(α2)がしっかり出ている、聡明で落ち着いている理想的な状態だったのです。
これは非常におもしろい結果で、TEDx youth@ KOBEでのスピーチでお伝えした、ジブリッシュでストレスを吐き出すことを継続して行ったときの経過と共通しているのです。
第1段階、まだ慣れていない時期は一人でやっている自分に笑える
第2段階、慣れだすとジブリッシュでストレスを吐き出すとスッキリする
第3段階、そもそもストレスを感じなくなっていった
さらに、ここまで言及してくださいました。
大久保氏がおっしゃるように、ジブリッシュとアファーメーションは掛け算するに持って来いの能力開発/自己統御メソッドだ。ジブリッシュは裸の心になること、アファーメーションは新たな服を心にまとうことである。能力開発の段階的局面を脳波測定で追跡することにより得られるであろう知見は、「ジブリッシュ」×「アファーメーション」の効果的な指導マニュアルの制作に貢献するはずだ。(2017年4月5日付セルシネのブログ「ジブリッシュで脳波はどうなる?」より)
まだ仮説段階であることは否めません。
また、論文があるわけでも、はっきりと確実な効果を数値で証明できるわけでもありません。
しかし、3年間、こだわり続けてジブリッシュのワークショップを開催する中で遭遇することとなったジブリッシュによって生じる精神的、肉体的変化を、脳波測定のプロフェッショナルである和田先生が力強くバックアップしてくださっていることを心強く感じます。
和田先生、そして被験者としてご協力いただいた皆様、心より感謝致します。
さぁ、ここからが本番です!
「でたらめな言葉がどれだけ有効か」
という壮大な社会実験のはじまりです。
笑い”総研”
笑いながら、しっかりと研究を推し進めてまいります。
乞うご期待!!
今回の実験結果の詳細については、
セルシネ・エイム研究所の和田知浩先生のブログをご参照ください。