以前、ブログで「天の岩戸開き神話」について紹介しましたが、大同2年(807年)に斎部広成によって編纂された『古語拾遺』にも、その様子が残されています。
あはれ
あなおもしろ
あなたのし
あなさやけ
おけ
あはれ とは、天晴れ。
世界が明るくなった様子そのものです。
これが、あっぱれの語源とも言われています。
あなおもしろとは、とても面が白いということ。
世界が照らされてみんなの顔が白くなった様子です。
これが、”おもしろい(=面白い)”の語源とも言われています。
あなたのしとは、とても楽しいということ。
世界が再び明るくなって嬉しい、楽しい様子です。
みんなが手をのばして喜んでいる様子を「手伸し(=てのし)」と呼び、そこから「たのし」となったとも言われています。
あなさやけ おけ とは、植物も木々も喜んでいる様子です。
人間だけでなく、植物もさやさやと揺れて喜びました。
そういった様子が古語拾遺には書かれています。
まだまだ多くの人には知られていない、日本の笑いの歴史。
神話として、祭りとして、言葉として・・・様々な形で残されています。
“人として”を加え、
大いに笑って、未来へとつなげていきましょう!
あっはっはっはっは〜!