心の持ち用は、笑えない時こそ試されます。
笑いの力も大変な時ほど必要とされます。
楽しくて、嬉しいことが続いている時は、笑いも自然にこぼれます。
そんな時は意識して笑う必要もありません。
大切なのは、困難が訪れた時、大変な時に自分がどうあれるか。
起きる出来事自体には意味はありません。
周りが何をどう言っていたとしても、最後にそこに意味づけするのは自分。
大変な状況から、そのまま影響を受けるのか。
それとも何が別の意味をそこに見出すのか。
最後は自分自身の捉え方が試されます。
ある人にとっては深刻に捉えていることも、
別の人は成長のチャンスと捉えているかもしれません。
はじめは笑えなかった出来事も、今は笑い話になっている。
こんなふうに捉え方が変わったこともあるのではないでしょうか。
起きた出来事は変わっていません。
捉え方が変わっただけです。
だからこそ。
自分がどう捉えて、どう行動していくか。
ここが何よりも大切なことではないでしょうか。
最後に、アウシュビッツを生き抜いたヴィクトール・フランクルの言葉を紹介しますね。
アウシュビッツ内でクリスマスに家に帰れるという噂が流れ、それがなかったとき。多くの人の心が折れ、力尽きていきました。
しかし、フランクルは抜け出した先を見つめていました。
妻を思う気持ち。論文を発表するという使命感が彼を支えました。
最後に、彼が残した言葉を紹介して記事を終えさせていただきます。
人間は人生から問われている存在である。
あなたが人生に期待するのではない。
人生があなたに期待するのだ。
ヴィクトール・フランクル 『夜と霧』より
笑い総研としても、笑い飛ばしたり、笑い話にしたりできるようになる、そんなお手伝いをしてまいります!