昨年から準備会を行い、段階を踏みながら、先月5月18日に「国際GIBBERISH学会」を設立しました。
本会は、ジブリッシュを学問として確立し、その価値を研究、普及することを目的としています。
GIBBERISHと英語表記にしたのは、ジブリッシュとジベリッシュの発音が日本ではあるため。
コミュニケーションや表現の手法として使われているのがジブリッシュ、瞑想法として使われているのはジベリッシュと呼ばれることが多いのですが、すべてを包み込むイメージでGIBBERISHとしました。
また、国際とついているのは、Gibberishで話せば国境や宗教を超えて、無条件に誰とでも心でつながることができるからです。
運営メンバーの中で、最年長75歳のトニーさんこと中嶋寿夫さんは、今日何度も語られました。
「一番大切なんは俺ら運営メンバーが本氣で情熱持ってやりきることなんや!」
普段、トニーさんがここまで熱くなる場面を見ないからこそ、まるでベンチャー企業のような熱い情熱が、真ん中で燃え滾(たぎ)りはじめました。
しかもトニーさんは、90歳を超える方々に3年間ジブリッシュを提供し続けてきた世界で唯一であろう事例の主人公。認知症が進むどころか、どんどん元気になっているとの話があり、驚きを隠せませんでした。
他の運営メンバーは、落語や笑いヨガで笑いの効用を広げる精神科医の枝廣篤昌先生、ジベリッシュ瞑想の分野で第一人者のVijayさんをはじめ、自ら積極的にジブリッシュ(ジベリッシュ)の価値を届けている方々ばかり。
ジブリッシュの深すぎる価値をより多くの方と分かち合いたく、学会設立に向けて動いてきましたが、核なる部分を据えることができたと思います。
これから、ジブリッシュの魅力、可能性に気づいた人たちが気持ちよく参画できるよう、その先にいる人達が素晴らしい価値を享受できるよう、運営してまいります。